こんにちは! myです。
津波について調べていると、石垣島地方気象台津波防災マニュアルにたどり着きました。
この防災マニュアルが策定された経緯は、津波の恐ろしさが認知されていないことに危機感を抱き策定されたそうです。以下、気象台文書抜粋です。
平成14年3月26日と3月31日に宮古島・八重山地方に津波警報が発表されました。幸いにも津波が小さかったため被害はありませんでした。しかしこの際、防災機関の避難の呼びかけにも拘らず避難をしない住民や観光客が数多く見られ、中には津波見物のために海岸に近づく人もありました。このことは、地域住民が津波の恐ろしさを知らないことに起因していると思われます。
これから夏を迎えるにあたり、以下に記載する『津波の高さと被害状況』を参考にしていただければ幸いです。以下、気象台の抜粋です。
津波現象の特徴を示す量で津波災害と密接な関係があるものとして、津波の高さ、潮位(平常潮位+津波の高さ)、津波の流速があげられる。この内、津波の流速については、津波の高さに比べて観測が困難なため観測事例が少なく、また、近似的に津波の流速と津波の高さが比例することから、津波災害を考える場合、津波の高さを基準にすることが適当と考えられる。以下に津波の高さと被害状況について紹介する。
人命への影響
津波高1mは人命に確実に影響する高さである。実際、1983年(昭和58年)の日本海中部地震では、青森県十三湖河口から逃げる9人が70cmの津波に追いつかれ3人が帰らぬ人となった。また、津波の高さが2mあたりから確実に死者が発生し急増する。
海水浴への影響
津波注意報が発表されれば海水浴客は浜に上がらなければならない。なぜなら、たとえ津波の高さが20cmから30cmと小さくても、波長は数10kmと長いので、浮き袋につかまって浮いている幼児はへたをすると1km以上沖に流される。津波の高さが50cm程度になると、成人でも津波によって生じる流れは無視できない。水位が膝を超えると自由を奪われ、また、流れは局所的に大きくなり得るため、海水客が水中にとどまることは危険になる。
木造家屋への影響
沿岸地区の木造住宅は、津波の高さが1mで部分的に破壊され2mでは全壊となる。
石造家屋への影響
津波の高さが4m程度までは持ちこたえるが、津波の高さが4mを超えると部分破壊が始まると考えられる。また、8mを超えると全壊となる。
鉄筋コンクリート建物への影響 丈夫な鉄筋コンクリートビルであれば、津波の高さが10m程度までは持ちこたえると考えられている。一般住宅の鉄筋コンクリート建物でも5m程度までは持ちこたえると考えられる。ただし、この場合、漂流物による破壊力は考慮されていない。
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